つまらない日々に花が咲いた
『今日は晴れてるな。
あの頃、遊んでいた公園でよく空を見上げてた。
その時もいつもこんな天気だったなあ』

私は学校の誰も来ない秘密の場所にいて、
小さい頃を思い出していた。

5歳の時、私はよく公園で遊んでいた。
あの頃はそれほど社会がうるさくなかったから、
母が夕食作ってる間に目の前の公園で遊ぶことが多かった。

その時に時々遊びに来ていた6歳の男の子がいた。
名前なんだったかな?
冬になったら、全く来なくなって、それ以来見てない。

そんな懐かしい記憶をよみがえらせていると、
「あっ」
誰かの声がした。
「なんだ、誰かいるし。」
と言いながら階段を昇ってくる人がいた。


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