つまらない日々に花が咲いた
「いや、先輩。私じゃなくてもたくさん誘う人いますよね?」
「俺は、美緒と行きたいの」
そのSNSを読んで、私は
『????なんで?』
そんな思いでいた。

「え?いやです。
学校の人に見られたら面倒臭いので。」
というSNSを返した。
これで諦めるだろうと思った。

しかし

「遠くの神社に行けば誰もいないだろ?」
加納先輩は全然諦めてくれない。
「わからないじゃないですか。誰がどこにいるかなんて。」
私は必死に断っていた。
学校1のモテ男と一緒にいるところなんて見られたら・・・と思うとゾッとする。

「っていうか、実はもう美緒の家の前の公園にいるんだ。
出てきてくれない?」
そのSNSでまた驚いた。

「は?先輩そこにいるんですか?」
私は慌てて公園の方を見た。

加納先輩が手を振っているのが見えた。

私は慌てて部屋着にアウターを羽織って公園に向かった。
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