白い空をまた君と見たくて

「アンタ…！どんな事考えたら笑えるのよ…！」
栗田が耳元で囁いてきたが、それを他人事のように聞いている私がそこにいた。

…へぇ？私、笑ってるんだ…
そりゃそうだよね…

楽しいんだもん！！！あははははははははははははははははははははっ！


「そうだなぁ…強いて言うなら、あんたをこっから落っことすこと、かな？」
きっとそういった私の目は、瞳孔(どうこう)が開ききっていたことだろう。

「く、狂ってる！アンタ狂ってる！」
「褒め言葉ありがとう、じゃあそろそろチャイム鳴るから、また後でね♡」

…だって、私達、仲良しでしょ？
一緒にいたって、良いでしょ？

アンタが言う通りならね、く・り・た♪