どんな世界でも君と。

プロローグ

__ピッピッピッピッ


そんな機械音が鳴り響く

ぼんやりとした視界が
どんどん明確になっていく。


「ここ……は……」


ツンと薬品の匂いが鼻をかすめる。
あぁ…戻ってきたんだ。


私はそう思った。


生きて帰ってこれたんだ。



私は生きているんだ…。


そんな時私はふと頭に【あの人】のことが浮かんだ。



あなたは無事ですか。


あなたの元に
今すぐ…



今すぐ飛んでいきたい。

もどかしい。
動けない。



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