どんな世界でも君と。
その瞬間
レンが叫んだ。


「ミヤビ危ない!」



「っ!!」



私はその声に瞬時に反応して避けた。
また、クナイ…


モンスターがこんなものを投げれるわけが無い。



どういうこと…?



「ふふ…よく避けたわね。
感心するわ
さすがここまでレベルを上げただけはある」



人の声?
私はその声の方を振り返る。



そこに立っていたのは…



人。


モンスターではなく…


人だった。



「……人?」



私がそう声に出すと
その人が
正体を表した。




そこに居たのは…



ミライさんだった。


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