どんな世界でも君と。
オダギリという男性は私の目の前まで歩いてきた。


「顔が好みだ……」



そう言って私の顎をクイッとあげた


「ひゃ……ッ」


「反応も可愛い……君がソロハンターで美人な……キトウかい?」


「は…………い…………」


心臓がとび出そう……。
今私は多分顔が真っ赤だと思う。



こんなの……ドキドキしないわけないじゃん……っ

「そんな顔をして俺を誘っているのかい?」




「へ……?」



「オダギリさん
それ以上するとさすがに怒りますよ」



アシヤさんの少し低い声が後ろから聞こえた。



「おや?珍しいね
アシヤが止めるだなんて。
それほど……お気に入りってことか」



そう言うとオダギリさんは
私の唇に
指を当てた。
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