衝撃サイダーマン
星夜さんの今後を心配していたので、檸檬の家族とお爺ちゃま、お婆ちゃまも安心した様子だった。

みなさんと楽しく歓談している途中で星夜さんから檸檬は耳打ちされ、トイレを済ませてから義足を装着してゆっくりリビングへ戻った星夜と檸檬。

ズボンの下に義足を付けているとは思えない姿で少し足を引き摺りながらの歩行だったが、みんなのいるリビングにやってきた星夜。

皆んな一瞬息を飲んだのがわかるくらいびっくりしていた。

「オレは義足を付けて生活したいと考えています。
まだリハビリ中で上手く歩けてないけど、これからも仕事とリハビリを頑張ります。」とお辞儀をしたので隣りにいた檸檬もお辞儀をする。

みなさんから拍手された私たち。
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