恋と、涙と、先輩と
「じゃあ、幼なじみっていうのも藍原さんの妄想…?」

「そうなんじゃない?ウケるんだけど!」


いつの間にか、わたしは『ストーカー』と陰口を言われるようになり、みんなわたしから引いていった。


控えめなわたしがあっくんの味方をする大勢に弁解できるわけがなかったし、人気でモテるあっくんの言うことをみんなは素直に信じた。


そうして、わたしは1人孤立した。
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