一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。
「……先輩だから抱きつくんですもん…」



「………っ、そんなこと言ってアサヒに抱きついたくせに」



「その時は優ちゃんと勘違いしちゃっただけです、、先輩以外の男の子に抱きついたりしませんっ」



「……約束だからね、もし破ったら……」



「な、なんですか………?」



「……お楽しみで〜」「こ、こわいっ…」



ニヤリと笑う先輩にはもうさっきの冷たさなんてなかった。



これが私の好きな先輩だ。どんな先輩も好きだけどね、



「千代華のお望みのキスしよーよ」


「へ…さっきので充分で「俺がダメ」


そう言ってもらえて甘いキスの雨を降らす。



「あのっ……学校っ……!」


「聞いてないの?今日創立記念日ー」



「…………あ、わ、忘れてたっ……「ほらいくよー」


私はお姫様抱っこでベットに連れてかれ、甘い数時間を過ごした。



ーーー


情愛

END



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