一途で嘘つきな先輩は、私を溺愛してきます。
熱くて苦いチョコレートは(番外編 ウイスキーと甘い夜。)
あっつ……ぅい。。
手でパタパタとして風を送るもそれがぜん……っぜん涼しくならない。
「千代華ほらもうちょっと飲んで。」
「せんぱぁ……い、頭ふわふわ、する」
「お酒まさかこんなに弱いとは……、、俺がいる時しか絶対だめだ。」
「………ぅ?」
先輩の言ってることが分からないって言うか頭に入らない……。。
今だったら、言いたいことも言えるかな……、、
「せんぱーい、だいすきっ……」
「うわっ」
私は先輩に飛びついた。
案の定びっくりしてるみたい。
「千代華…離れて…」
「なんでぇ……っ?先輩とくっつきたい…」
「あー、こりゃダメだ…」
手で顔を押さえる先輩。
もしかして…私………
「じゃまでし、たか?」
「……は?」
「わたしじゃま、ですか……?、」
先輩を……えっと、……疲れさせたくないもん……っ、
「だめ、絶対帰っちゃダメ、てかこの部屋から明日まで出ちゃダメだよ。」