セレブ御曹司の恋を遠巻きに傍観するはずだったのですが。 ~能面顔の悪役令嬢は、それでも勘違いに気付かない~
「各校とも、代表として、生徒会の3年生から、二人一組のペアを二組出すことになっています。
また、うちは共学ですから、ペアは男女一人ずつにと言われています。」
――ん?
生徒会3年生のうち、男女一人ずつのペアを、二組。ということは、愛花ちゃんと私は……。
強 制 参 加 ですけど!!
「辞退したいです……っ。私のせいで、王明学園の生徒に恥をかかせることになったら、嫌ですし。」
「私も……!」
珍しく、愛花ちゃんが、私の意見に追随した。
育った環境からして、愛花ちゃんは、格付け大会では不利過ぎるだろう。
「うちだけの企画ではないんで、辞退はできないんですよ。会場準備等は僕らがやりますんで、何とかお願いします。」
――嫌すぎるーー!!
また、うちは共学ですから、ペアは男女一人ずつにと言われています。」
――ん?
生徒会3年生のうち、男女一人ずつのペアを、二組。ということは、愛花ちゃんと私は……。
強 制 参 加 ですけど!!
「辞退したいです……っ。私のせいで、王明学園の生徒に恥をかかせることになったら、嫌ですし。」
「私も……!」
珍しく、愛花ちゃんが、私の意見に追随した。
育った環境からして、愛花ちゃんは、格付け大会では不利過ぎるだろう。
「うちだけの企画ではないんで、辞退はできないんですよ。会場準備等は僕らがやりますんで、何とかお願いします。」
――嫌すぎるーー!!