Cruel Christmas Eve
今夜、僕はいつになく浮かれていた。
高校3年から付き合ってきた彼女、エリナと久しぶりに会える。
しかも、初めて二人でクリスマスイヴを過ごすことになったのだ。
去年、僕らは受験生だったこともあり、恋人らしいこともなく、ましてや一緒にクリスマスを過ごすどころではなかった。
大学進学で、彼女は東京へ、僕は新潟へ。
僕らは同郷…といいたいところだが、エリナの父親は転勤族なので、今はもうエリナの両親も僕の故郷から遠く離れており、エリナはハッキリは言わなかったが、内心あの町を嫌っていることには気づいていた。
だから、最初から進学先に首都圏以外は視野に入っていなかったようだ。
僕らは連絡こそとっていても、実際に会うことは儘ならず、今夜、9ヶ月ぶりに会えるのだから、嬉しいに決まっている。
最初は、僕が上京して、都心か大型テーマパークで過ごすことを提案したのだが、
高校3年から付き合ってきた彼女、エリナと久しぶりに会える。
しかも、初めて二人でクリスマスイヴを過ごすことになったのだ。
去年、僕らは受験生だったこともあり、恋人らしいこともなく、ましてや一緒にクリスマスを過ごすどころではなかった。
大学進学で、彼女は東京へ、僕は新潟へ。
僕らは同郷…といいたいところだが、エリナの父親は転勤族なので、今はもうエリナの両親も僕の故郷から遠く離れており、エリナはハッキリは言わなかったが、内心あの町を嫌っていることには気づいていた。
だから、最初から進学先に首都圏以外は視野に入っていなかったようだ。
僕らは連絡こそとっていても、実際に会うことは儘ならず、今夜、9ヶ月ぶりに会えるのだから、嬉しいに決まっている。
最初は、僕が上京して、都心か大型テーマパークで過ごすことを提案したのだが、