恋に恋して何が悪い

恋ときっかけ

初めて、なつきくんと話したあの日から少しずつ、話すようになっていった。

あの次の日、なつきくんが自然に話しかけてきたときは凄く驚いて、戸惑ってしまった。

「目黒さん、課題やった?」

「え?あー!数学の?」

「やった?」

「やってあるよ。」

ノートを確認して、なつきくんに渡すと、私のノートをじっと見つめた。

「っふはは」
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