恋に恋して何が悪い

なつきくん。


「おはようっ…」

2年生になって1週間が経ったある日の朝。

まだ一言も話したことのない、隣の席のなつきくんに挨拶をした!

けど……

「…」

無視?聞こえてない!?

そんなことある?!?

イヤホンは?!してないよね。

「なーつき!おはよー!」

明るい男子がなつきくんの肩を叩いた。
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