悠久の絃 2

相談係

診察室まで日向先生と歩いている途中、耳元でずっと誰かが、何かを囁いている。

何の言葉を発しているのかはわからない。

まるで耳の横でハエが飛んでいるようなすごく気味の悪い声。


声は大きくなったり、小さくなったり。



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