機動装甲ⅡR

「茜!?」

通信機から聞こえる真紅郎の声は、心底の驚愕に満ちていた。

「何を血迷う!?何故俺を撃つ!?」

「……」

そう。

真紅郎には理解できないでしょうね。

テロリストの仇を討とうとする私の気持ちなんて。

でもね…真紅郎…。

「私は貴方を討たなければならないの」

ソルジャーカスタムに握らせたマシンガンを構え、私は叫ぶ!

「あのテロリスト機のパイロットは…ラルフ・アシュフォードは…私の恋人だったんだから!」







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