私はお守りじゃありません! ~現代の大奥で婚約バトル!? 呪われた御曹司が「君は俺のお守りだ」と甘えてきます~
「あの車、あんたのか?」
「ああ」
穂希がうなずく。
「俺、あんたを殴る権利がある気がする」
陽太は一鈴を背にかばうように立ち、言った。碧斗もまた一鈴とひまりをかばうように立つ。
「弟さんか」
穂希は陽太をじろっと見た。
にらみあう二人を見て、一鈴は戸惑う。
「やめて陽太。帰りましょう」
「俺たちコンビニ行く途中だったんだけど」
穂希から目を離さず、陽太は言う。
「なら、一緒に行きましょ」
「ねえちゃん、それでいいの?」
碧斗がたずねる。
「いいの。だから、ね」
「……二度とねえちゃんの前に現れるな」
陽太は言い、背を向けた。
「一鈴さん」
「もう来ないでください」
一鈴は言い、三人の弟妹とともに歩き出す。
穂希は黙ってうしろ姿を見送った。
四人の姿は暗闇にすぐに消え、穂希はただ立ち尽くしていた。
「ああ」
穂希がうなずく。
「俺、あんたを殴る権利がある気がする」
陽太は一鈴を背にかばうように立ち、言った。碧斗もまた一鈴とひまりをかばうように立つ。
「弟さんか」
穂希は陽太をじろっと見た。
にらみあう二人を見て、一鈴は戸惑う。
「やめて陽太。帰りましょう」
「俺たちコンビニ行く途中だったんだけど」
穂希から目を離さず、陽太は言う。
「なら、一緒に行きましょ」
「ねえちゃん、それでいいの?」
碧斗がたずねる。
「いいの。だから、ね」
「……二度とねえちゃんの前に現れるな」
陽太は言い、背を向けた。
「一鈴さん」
「もう来ないでください」
一鈴は言い、三人の弟妹とともに歩き出す。
穂希は黙ってうしろ姿を見送った。
四人の姿は暗闇にすぐに消え、穂希はただ立ち尽くしていた。