家出少女の反抗
「所で怜音先生」
「何だ、霞?」
「まさかとは思うんだけど……ずっとこのネカフェで過ごしてたってこと?」
鋭いことを聞いてしまったのだろう。
コーヒーに口をつけていた怜音先生が、むせたのだ。
「……え………ほんとに!?黙ってたってことは、やっぱり私達の事ストーカーとか……っ!?」
「そんなことねぇーよ。命かける」
「でも実質はわからないですよね?本当にしてたとしても「笑わせるな。誰もお前達を踏み潰そうとはしない。ただ、あのババアが何処に行ってもついてきて、流れでこの場所にいるだけだって!!」
証拠の写真と言うべきなんだろうか。
スマホの写真を見せてきて、覗き込むとそこには沢山のネカフェで寝泊まりしている怜音先生の姿が出てきた。
それも全国日本各地の場所の写真。
「……っていうか、いつからここのネカフェで寝泊まりしてるんですか?」
「ちょうど、1週間前ぐらいだな」
「1週間も一緒にいれば、分かるはずなのにどうしてすれ違わなったの?」
「実はこの早風が運営してるネカフェってのは、裏の特別な奴しか入れない寝泊まりするところがあるんだよ。そこで一泊をおいてるから、すれ違わないわけだ」
「ほんとに?」
「ホントだ。命を懸けてもいい」
暫く私達二人は目があった。