シッディ童話
「やめろよ。今、そいつの話じゃないだろ。じいちゃんは俺たちの裏切り者。でも、悪い人ではない。分かってるだろ」
 宗馬は倉科の手をはらい、倉科に言った。
「じいちゃんは私たちと同じ能力者よ。裏切り者なんだから」
 そう言いながら、倉科は悲しそうな目を浮かべていた。
「……それより、能力者全員揃っていないと言っていた。俺たちの他に誰かいるってことか」
 宗馬は話を変えて、能力者の話をし始めた。
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