先輩と後輩の関係。





信じられないことに明日から仕事という現実…

少しだけでも、沖縄に浸る時間が欲しかったな。





その後、舜くんと一緒にお風呂に入って…ご飯を食べて布団に入った。




舜くんの腕の中に入って、幸せに浸っていた。

さにげなく、胸は触られたけど…気にしていない。






『おやすみ』

「もう寝る気なの?」

『そりゃ寝るでしょ』







もう寝るの?ってもう1時過ぎてますけど…




寝ないと、明日に響くからと思い目を瞑るけど…

隣の人がちょっかいを出してきてなかなか寝られなかった。






『明日遅刻したら舜くんのせいだからね』

「凛とえっちしてましたって言えばいい?」

『うん、そうだね』

「そういうわけで…」





そう言って急に激しくキスをしてきた。




何なの、この人。

もしかして、もう一回やる気なのかな…




今の私にそんな元気はない。

けど、果たしてこの勢いを止められる人がいるんだろうか。






と、

覚悟を決めたけど…突然キスが終わり私の上に倒れ込んだ舜くん。





何なの、潰れるんですけど…






『しゅ、舜くん?舜ってば!』





このまま寝られたら苦しくて死んじゃうと思って必死に動かそうとするけど、これっぽっちも動かないこの感じ。





やる気がなくなる…

もういいやと動きを止めたらやっとどいてくれた。






『寝てんの?舜くん、おやすみ〜』





布団の中で、探り探りに舜くんの手を見つけて繋ぐと優しく繋ぎ直してくれた。



起きてるのかな。

寝てるように見えるけど、反応してくれただけで嬉しい。




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