先輩と後輩の関係。
私たちの生活は特に変わってない。
強いて言うならばお互い忙しすぎて、別にお風呂入る時も、別に寝ることも珍しくなくなってきたくらいかな。
寂しいというよりは効率を選ぶようになった。
もちろん、一緒にいて欲しいときもあるけど…前ほどじゃない。
前の感情がなくなったわけじゃないけど…一緒に住んでいるとこうなるのかもしれない。
けど、入籍の日が無事に迎えられて良かった。
今日は流石にお互いお休みをもらって一緒に役所に行った。
この紙一枚で夫婦になっちゃうんだからすごい。
離婚する時も、紙一枚なのが凄い切ないけど…
一生、舜と一緒にいられるように私も頑張ります。
「よろしく」
と、言って強く手を握ってくれた。
『こちらこそよろしくお願いします』
人はいなかったものの、道端で2人して握手を交わして笑った。
「今日は凛の誕生日だし、飲みにいく?」
『私の誕生日だから飲むの?』
「記念日だし」
『いいよ』
少し移動して飲む前に久しぶりのショッピング。
入籍して夫婦になったからって生活は変わらない。
いつも通りの日常だった。
ただ、いつもとは違うところは私の誕生日ということ。
『これ買って』
と、値段を見ずに言うとチラッと値段を見る舜。
「ねぇ値段みた?」
『誕生日だから』
「誕生日でも買えるものと買えないものがあります」
『えーー!』
「じゃ、俺の誕生日も同じ値段のもの買ってくれたらいいよ」
そこまで言うから値段をチラッと見たら…「ご、5万」。
なんか、ごめんなさいって感じ。
笑って誤魔化してお店を去り、違う店に移動した。