クールな弟、実は最強で最恐の隠れシスコンでした〜ちなみに私は自他ともに認めるブラコンです〜

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今日も私は奈央を起こして、朝ご飯を一緒に食べていた


うん、今日も失敗してない!よかったよかった

そう思っていた時、

「姉さん。」

奈央が話しかけてきた

「なぁに?奈央。」

奈央から話してくれるなんて珍しい!嬉しいな〜

「今日、姉さんの学校の近くにある図書館に行く。……最近、不審者が出たって聞くし、姉さんと一緒に帰ってもいいけど、どうする⁇」

ん?一緒に帰る……?

「……え⁉︎いいいい一緒に⁉︎帰る⁉︎」

「…動揺しすぎ。」

「だだだだって…。奈央が……私に……。」

どもりまくる私を呆れた目で見る奈央。そんな奈央もカッコいい

「で?一緒帰んなくていいわけ?」

「帰る帰る帰る!!!!奈央と帰りたい!!奈央が誘ってくれるなんて!お姉ちゃん、めっちゃ嬉しいよ〜(泣)」

もうなんか泣きそう……

「…‥大袈裟。それに、姉さんのためじゃない。姉さんが不審者に巻き込まれたら目覚め悪いだけ。」

「分かってるよ〜(泣)」

奈央がツンデレって知ってるから!分かりづらいけど、奈央すっごく優しいもん


「何時終わんの。」

「今日はちょっと早くて、16時だよ!」

「じゃあ16時に正門前で待ってる。」

「ありがとう!!」

嬉しすぎる〜〜〜〜!!!!!!



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