あなたに出会って世界が変わる
「おつかれー。今日は忙しかったな。また朝ごはん食べに行かね?」

「お疲れ様です。あっでも今日は難しいです。お誘いありがとうございます。」

「なぁ。それって帰ってすぐやることがあって、難しい感じ?」

「いやー、、あっでもそうです。」

夏鈴はお金に余裕がないため、行けないだけだが、そう伝えるのは恥ずかしく、濁した。

「そっか。じゃあ夏鈴ちゃんは今日朝何食べるの?昨日の夜から何も食べてないだろ?」

昨日は廃棄の食品はなかった。

「昨日の残り物食べます。」

「そっか。夏鈴ちゃんの家は基本誰が料理してるの?」

「私です。」

「じゃあ昨日の夕方、夏鈴ちゃんは仕事してたのに、本当に残り物あるの?」

夏鈴は陸斗の追求に困ってしまった。本当は残り物なんてないのだから、、、。

「夏鈴ちゃん嘘ついたでしょ笑
じゃあその罰として、俺の朝食に付き合ってねー!」

「いやでも、私、、、、、」

「夏鈴ちゃんは俺が食べてるの見てるだけでもいいよ。ひとまずついてきてね!」

そう言って、陸斗は夏鈴を無理やりヨシニヤに連れていった。
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