歌を歌う人魚姫
私は一人っ子だから お父さんもお母さんもとっても優しい
迷ったら助けてくれるし 悩みも聞いてくれる
とても 恵まれていると思う

とても笑顔な二人を見て涙があふれてきた
「どうしたの?」
「大丈夫?」
「うぅ… お父さんお母さん…」
泣き止むまでずっと一緒にいてくれた

「あのね 私 界に振られちゃって…」
「うん」
「私 これからどうしようって  生きてる価値がわからなくなって」
「それはつらかったね」

結局 次の日は 学校を休んだ

自分の部屋でぼーっとしていると
ふと電話がかかってきた
~界~
「界…?」
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