私の可愛い(?)執事くん
.
(お土産、なにがいいかな。やっぱりいっぱい
入ってるクッキーとかかな。)
司さんたちへのお土産を考えながら店内をまわる。
イルカ、ラッコ、サメなどのぬいぐるみ。
手のひらサイズのストラップから抱き枕まで多様な
サイズで置かれている。
(お嬢様のお土産はぬいぐるみにしよう。
あまり大きいのは邪魔になりそうだな。
でも大きいぬいぐるみを抱きしめてる姿も
見てみたいんだよな)
「ありがとう、陽!」
浮かんだ煩悩を振り払い、イルカのキーホルダーを
カゴに入れ、司さんたちにはイルカがプリントされたクッキーを買う。
水族館の出入り口にあるフォットスポットで
写真をお願いして記念に1枚。
帰りのバスも電車も空いていた。
電車はボックス席で水族館と同じペアで座り
俺と三上さんは通路を挟んで座る。
「楽しかったな」
「うん、またこのメンバーで行きたいね」
電車の揺れもあるのか暁は船を漕ぎ出した。
(珍しいな)
完全に夢の世界に行った暁。
「寝顔撮っちまえよ。
サイレントにすればバレねぇって」
「盗撮はよくないだろ。
それに揺れでブレるかも」
脳裏で天使と悪魔が囁く。
(いや、流石にダメだろ。でも)
滅多にないチャンス。
スマホのカメラを起動して
「き、暁」
「ん、」
「次で降りるからそろそろ起きろ」
「あ、ごめん」
三上さんに肩を叩かれて起こされる。
電車を降りて学校に着いてから分かれる。
「じゃあね」
「また学校で」
スマホを開いて写真を開く。
寝顔も清潭な暁。
(絶対にバレないようにしないと)
ー帰宅ー
「ただいま」
「おかえり、詩織、お土産ある?」
「クッキー、あとでね」
「やったぁ」
喜ぶ父さんをよそに自分の部屋に向かう。
バックにつけたキーホルダーを外してコレクション
ケースに入れてマスキングテープで固定して飾る。
(これはデートって言えるのか?
そうじゃなくてもまた暁と出かけたいな)
屋敷に帰って司さんたちにクッキーを
渡してまわり、お嬢様の部屋へ。
「ただいま戻りました、お嬢様」
「おかえり、陽」
「お嬢様、もしよかったら」
イルカのストラップの入った袋を渡す。
すぐに開けて目を輝かせる。
「かわいい、ありがとう陽。
陽はなに買ったの?」
「俺はなにも。でもスタンプラリーの賞品で」
ポケットに入れていたキーホルダーを見せる。
「それもかわいいね。楽しかった?」
「はい、とても」
「よかった」
しばらくお嬢様と話をして部屋に戻る。
(今度はどこに行こうかな)
そんなことを思いながらキーホルダーを引き出しに
しまった。
入ってるクッキーとかかな。)
司さんたちへのお土産を考えながら店内をまわる。
イルカ、ラッコ、サメなどのぬいぐるみ。
手のひらサイズのストラップから抱き枕まで多様な
サイズで置かれている。
(お嬢様のお土産はぬいぐるみにしよう。
あまり大きいのは邪魔になりそうだな。
でも大きいぬいぐるみを抱きしめてる姿も
見てみたいんだよな)
「ありがとう、陽!」
浮かんだ煩悩を振り払い、イルカのキーホルダーを
カゴに入れ、司さんたちにはイルカがプリントされたクッキーを買う。
水族館の出入り口にあるフォットスポットで
写真をお願いして記念に1枚。
帰りのバスも電車も空いていた。
電車はボックス席で水族館と同じペアで座り
俺と三上さんは通路を挟んで座る。
「楽しかったな」
「うん、またこのメンバーで行きたいね」
電車の揺れもあるのか暁は船を漕ぎ出した。
(珍しいな)
完全に夢の世界に行った暁。
「寝顔撮っちまえよ。
サイレントにすればバレねぇって」
「盗撮はよくないだろ。
それに揺れでブレるかも」
脳裏で天使と悪魔が囁く。
(いや、流石にダメだろ。でも)
滅多にないチャンス。
スマホのカメラを起動して
「き、暁」
「ん、」
「次で降りるからそろそろ起きろ」
「あ、ごめん」
三上さんに肩を叩かれて起こされる。
電車を降りて学校に着いてから分かれる。
「じゃあね」
「また学校で」
スマホを開いて写真を開く。
寝顔も清潭な暁。
(絶対にバレないようにしないと)
ー帰宅ー
「ただいま」
「おかえり、詩織、お土産ある?」
「クッキー、あとでね」
「やったぁ」
喜ぶ父さんをよそに自分の部屋に向かう。
バックにつけたキーホルダーを外してコレクション
ケースに入れてマスキングテープで固定して飾る。
(これはデートって言えるのか?
そうじゃなくてもまた暁と出かけたいな)
屋敷に帰って司さんたちにクッキーを
渡してまわり、お嬢様の部屋へ。
「ただいま戻りました、お嬢様」
「おかえり、陽」
「お嬢様、もしよかったら」
イルカのストラップの入った袋を渡す。
すぐに開けて目を輝かせる。
「かわいい、ありがとう陽。
陽はなに買ったの?」
「俺はなにも。でもスタンプラリーの賞品で」
ポケットに入れていたキーホルダーを見せる。
「それもかわいいね。楽しかった?」
「はい、とても」
「よかった」
しばらくお嬢様と話をして部屋に戻る。
(今度はどこに行こうかな)
そんなことを思いながらキーホルダーを引き出しに
しまった。