堕ち神の審判

堕ち神の審判

「ガーネ、ローズ、先にお前たちの言い分を言え」


「人間が私たちを忌み嫌うのもだけど、人間たちは悪魔関係なく争ったりするでしょう?それに争っていなくても犯罪を犯すものも多い。私が人間だったときの周りの環境は知っているでしょう?親に虐待されてその挙句奴隷商に売られて、その後も色々されて、そんなヤツらを助けたくはないよ…」


ここにいるみんなはガーネの過去を知っている分、ガーネの悲痛な顔を見ていられなかった。


「あたしも似たようなもんだよ。特に貴族なんて、庶民のことをなんも考えず自分の私利私欲を満たしてるだけ。たまに優しい貴族もいたけどそんなのは極小数。その大多数を助けたくは無い」


ガーネに比べたらあっさりしているよに見えたが、ローズの瞳には怒りの色が見えた。


「ルーはどうして人間を助けるの?」


少し沈黙が続いたのち、口を開いた。
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