クールな御曹司は強気な彼女を逃さない
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エレベーターが閉まる。


すると、腰を引き寄せられ噛み付くようなキスが振ってきた。

デジャヴかな?

クスッと笑ってしまった。

「おい。」

「何よ」

「今日は逃げんなよ」


もう逃げない。

私、純平さんが好きだ。


クスッとまた笑って、返事のかわりに私からキスをした。
すると、一瞬驚いた顔をしたのも束の間、頭の後ろに手が回され、一気に深いキスに変わる。
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