クールな御曹司は強気な彼女を逃さない


「ええー⁈神楽コーポレーションの副社長だったの⁈」


「だからさ!!びっくりだよね。
お金持ちだなとは思ったけど、本当にすごい人だった」


するとヒカリは携帯をいじり出して叫んだ。


「レオ!!レオじゃん!!」


そう言って、私に純平が会社のサイトに公表している写真を見せてきた。


「嘘⁈ヒカリがぶつかった彼って純平の事だったの?」


「そうだよ!!この人で間違いない!!」


「ど、どうしよう、、、」



「いやいや、あんた馬鹿なの⁈
私に気使うとかやめてよ⁈」


「でも、、、」


「はぁ⁇んじゃ私純平さんもらっていいわけ⁈」


え、、、
そんな、、、
でも、やだ、、


遠慮がちに首を振る
 
「でしょ⁇むしろ、良かったわ。くれるって言われても全然嬉しくないもの。
純平さんが、麗を選んだんだから。

私は、いーのよ。すぐまたいい人見つかるから!!
私、得意だから!
そんな顔しない!!」
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