クールな御曹司は強気な彼女を逃さない


日に日に、麗への想いは募るばかり。
完全に麗の前では、俺の人格が崩壊してしまう。

大人になるにつれ、背負うものも大きくなったと同時に、笑う事も減った。

だが、その仮面を麗は何の躊躇もなく引っ剥がしてくる。無自覚に。
本当に、麗には敵わない。


よし、今日もたくさんお姫様を楽しませるとしよう。


「起きろ。麗」


そうして、かわいい麗は目を覚ました。

「ん、、おはよう。純平」
そう言って、極上の微笑みを俺にくれる。

女神だと思った。
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