こんな雨の中で、立ち止まったまま君は
14章「もう一度、会えるなら」
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もしもまた、君に会えるのなら
もう決して、見失ったりしない
絶対に、手放したりしない
もう一度チャンスをくれるのなら
誰より先に君を見つけ出してみせる
こんな雨の中で、立ち尽くしたりしないように
だからどうか、生きていて
笑っていて
もう決して、
君の上に冷たい雨は降らせないから―――
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