何色でもない私をあなた色に染めて
「瑛、本気で言ってる?」


瀬来さんが
私の視界に降りてきた


ドッ…ドッ…ドッ…


優しい顔

甘い匂い


あ…

やっぱり
私、この人が好きだ


胸が苦しい


瀬来さんが私を見てる


身体が熱くなる


声が出ない


頷くのが精一杯


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