千年愛
「そうだね。頼むよ。それから俺の名前…レオでいいから。レオって呼んでくれる?」
すると彼女は少し首をかしげて「レオ…?…さん?」とボソッと言った。
僕は彼女…アーサ…ではなく舞ちゃんのさっきの表情が気になって
「ひょっとして…君…俺のこと知ってる?ねえ!?」
と彼女の肩を両手で掴み、揺らしながら詰め寄ってしまった。
しかし彼女は僕の顔をじーっと覗き込むように見つめ
「ううん…やっぱり知らない。多分気のせいね!」
と笑いながら答えた。