千年愛
舞ちゃんも俺と同じなんだろうか?
声にならない声で
「ん?…何?」とそれが精一杯だった。
「レオさんは…アタシのこと…好き?」
好きに決まってるだろ?
だって…と…
そこまで出かけた声を飲み込むと
「好きじゃなくてもいい…。
でも…お願い…。
アタシがレオさんのこと…
忘れてしまうまで…
それまで…そばにいさせて欲しいの…」
舞ちゃんの声は、いつの間にか…涙で曇り…
部屋の窓は二人の気持ちで曇っていた。