クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜

それから、麗はすごーい!!

ヴィラみたーい!!

と家中を駆け回っていた。



喜んでくれて一安心だ。

もう、さすがにサプライズは無しだ。
麗を傷つけたんでは、本末転倒だ。


「麗。心配かけて、悪かった。
本当に。ごめんな?」

駆け回る麗に、また謝った。



「純平!!私、サプライズ大好き!!
また、やって!!」


なんて言ってる。
俺の心を読んだのか?


「それじゃ麗に、怪しまれないように
頑張らないとな」


俺の楽しみを、取り上げられなかった。

麗の優しさに救われた。


< 122 / 148 >

この作品をシェア

pagetop