クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜


「お前、俺をかわいいだなんて言ってバカにして。そんなに俺に抱き潰されたいか?あ?」


「何でそうなんのよ!!」
デカい声が響く。


純平は、スイッチが入って

「ああ。よーくわかった。
そういう事か。
任せろ。お望み通りかわいいだなんて言えないくらい、めちゃくちゃにしてやるからな?」


そう言って、まだ引っ越しもしていない、ガランとした新居で、さんざん抱かれたのだった。


そして、もう絶対に純平をかわいいと思っても、心の中だけに留めておこうと胸に刻んだ。

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