クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜
ピンポーン


「おかえり!麗ちゃん!」
そう言って、満面の笑みで結が出迎えてくれた。


「ただいま結!!あの、、こちらが神楽純平さんデス」

純平が続く。
「初めまして。神楽純平です」

「おい。早く入れてくれ」
塁が横から口を挟む。

「なんで、塁もいんのよ!」

「いいだろ別に。結だって、お前仕事は?何でいんだよ」

「あたしは、かわいい麗ちゃんの旦那様になる人をこの目でしっかりと見ようと思ってでしょ」


ギャーギャー、兄と姉でやりあっている。

「ねぇ!!やめてよ2人とも。純平の前だよ!」
っとでっかい声を出す。
純平は笑ってる。

「あら!!やだーーー!!もう!!
ほら、上がって上がって!!」

やっと案内してくれた。
なんだか、すっかり東京に慣れた私は実家をみて懐かしくなった。

「騒がしくてごめんね、純平」

「ああ。大丈夫だ」
と優しく微笑んでくれた。
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