俺に抱かれる覚悟をしろ〜俺様御曹司の溺愛
少し高い壇上に上がり廉也さんは全社員に挨拶をした。

「本日は、お忙しいところお集まり頂きまして、ありがとうございます。
私事ですが、この度私桂木廉也は、こちらにいる立木みゆさんと結婚することとなりました。
社員の方々に祝福して頂き、これから一層の努力をしていく所存です。
よろしくお願いいたします」

私は廉也さんが頭を下げたのを見て、私も慌てて頭を下げた。

社員全員が拍手をして、結婚を祝福してくれた。

嬉しくて涙が溢れて止まらない。

廉也さんは、私が認めてもらえないと気にしていた事に対して、言葉だけじゃなく行動で表してくれた。

「みゆ、部屋を用意して貰ったからちょっと休もうか」

「はい」

ホテルの部屋に入ると、廉也さんは私を抱き寄せた。

「みゆ、皆が俺達を祝福してくれてる、だから心配しないで俺に着いて来てくれ、結婚してくれ」

「廉也さん」

私は廉也さんに着いていく決心をして、プロポーズに頷いた。

「大好きよ、廉也さん」

           
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