俺に抱かれる覚悟をしろ〜俺様御曹司の溺愛
第十七章 みゆの入院
健志は救急車を呼んでみゆを北山総合病院へ救急搬送させた。

ゆかりは、健志から連絡をもらい、北山総合病院へ向かった。

「健志、どうしたの」

急に数値が下がったから、入院の話をしていたら、倒れたんだ。

「廉也に連絡した方がいいわよね」

「いや、連絡はいいよ」

「だって……」

「みゆちゃんの希望だから」

ゆかりは手が震えていた。

「大丈夫だよ、命に関わる症状じゃないよ」

健志はゆかりの手を握った。

みゆはしばらく入院することになった。

その頃、廉也はみゆに電話をした。

いくら鳴らしても一向に出る気配がない。

(みゆ、どうしたと言うんだ)

廉也はゆかりに連絡した。

「おい、みゆのスマホに連絡がつかない、何か聞いてるか」

「廉也、落ち着いて聞いてね、みゆさんは入院したの」

「えっ、入院?」

廉也は背筋がゾッとした。

「健志の話だと、命に関わる症状ではないって」

「健志、東京に来てるのか」

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