俺に抱かれる覚悟をしろ〜俺様御曹司の溺愛
私の言葉を遮るように廉也さんは起こった口調で言った

「何それ、どう言う意味?あんなに愛し合ったのに恋人同士じゃない?これから一線越えないように?」

私は下を向いてどう答えればいいか迷っていた。

「あいつの申し出受けるってこと?みゆとのことは忘れろってこと?」

「そうじゃありません」

「じゃあ、どう言うこと?俺を受け入れてくれたのは、あれは嘘?あいつを思いながら俺に抱かれたのかよ」

「違います」

びっくりした、こんな社長は初めて見た。

廉也さんは深呼吸をして私を見つめた。

「すまん、取り乱した、言ってはいけないことを言った、悪かった」

「大丈夫です」

「あいつのプロポーズ受けないよな?」

「はい、お断りしますよ」

「俺とのことは一線越えないようにするって、どう言う意味?」

「社長の彼女になる人は、社長と釣り合いが取れる方じゃないと、将来は社長夫人ですから」

「だから?」

「私では役不足です」

「誰が決めたんだ」

「えっ?」

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