俺に抱かれる覚悟をしろ〜俺様御曹司の溺愛
「そうなんですか?」

「な、今度一緒に出かけねえか?」

そして廉也と僕は飲みに出かけた。

「親父さんの病院継ぐのか?」

「時期が来れば継ぐ覚悟でいます」

「嫌なのか?」

廉也に心の中を見透かされた気がした。

「廉也さんは?親父さんの会社継ぐの何の未練もないの?」

「最終的には継ぐよ、でも自分のやりたい事は諦めない、俺の人生だからな」

廉也は自分の進むべき道を自分なりに修正しながら進んでいた、すごいやつだと思った、僕も北山総合病院を継がなければいけなくて、お互いに意気投合した。

将来は決まっていてもそれまでの道は、自分で決めていいんじゃねえかって、やりたいことやらないと後悔するぞって、僕の背中を押してくれた。

「廉也さんがそんなことを……」

「廉也は信用出来る奴ですよ、自分がやりたいことやる奴だから、反対されて好きな女性を諦めることはしないと思います」

「でも、私は廉也さんに相応しい女性ではありません」

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