命の命

第1章 きっと、あの子は風だった。

風に消された友達・・・!



一瞬だった。





それなのに、今日は、何もなかったかのように生きている。




きっと、あの子は風だった。









その時!




風に草が生えた!




一瞬だった。





世界は緑になった!







緑をかきわければ、そこに見えたのは、一本の空き缶だった。





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