絶対零度の御曹司はおひとり様に恋をする
冬上さんは解熱した二日後から職場に復帰した。その間、私は自分で出来る限りのことをした。
とは言え実質は冬上さんが自宅から価格交渉やクレーム対応なんかはしてくれたから、ほとんどが納期の対応くらいで済んだ。
正直なところ、数日間だけでも冬上さんの顔を見なくて良かった。ここ数日間ずっと冬上さんが見せた笑顔が頭から離れなくて困っていたから。この感情が何なのか心当たりがある。だけど、わかっているからこそ向き合う勇気は持てないし持つつもりもない。
もう傷つきたくないから、こんな感情は胸の奥底に圧縮して押し込んでしまえばいい。まだ芽生えたわけじゃないから、今のうちに摘み取ってしまえば消えてなくなっていくはずだ。
大丈夫…。
まだ、大丈夫…。
そんな風に自分自身に言い聞かせながら、私は仕事に没頭した。
とは言え実質は冬上さんが自宅から価格交渉やクレーム対応なんかはしてくれたから、ほとんどが納期の対応くらいで済んだ。
正直なところ、数日間だけでも冬上さんの顔を見なくて良かった。ここ数日間ずっと冬上さんが見せた笑顔が頭から離れなくて困っていたから。この感情が何なのか心当たりがある。だけど、わかっているからこそ向き合う勇気は持てないし持つつもりもない。
もう傷つきたくないから、こんな感情は胸の奥底に圧縮して押し込んでしまえばいい。まだ芽生えたわけじゃないから、今のうちに摘み取ってしまえば消えてなくなっていくはずだ。
大丈夫…。
まだ、大丈夫…。
そんな風に自分自身に言い聞かせながら、私は仕事に没頭した。