君との恋のエトセトラ
「ただ今戻りました」
「お帰り、立花さん。河合は?」
Moonlightでのメイクの撮影を終えて戻ってきた凛に、課長が声をかける。
「他のクライアントの訪問に行かれました」
「そうか、さすがだな。おーい、お前達もとっとと外回り行けよー」
はーい、とオフィスにいた数人が荷物を持って席を立つ。
「おっ、凛ちゃん!今日も可愛いメイクだね。俺とデートにでも行く?」
戸田が声をかけていると、ちょうど外回りから帰ってきた木原が目ざとく気づいた。
「バーカ、行かねーよ。お前はさっさとクライアントとデートでもして来い」
「えー?つまらなすぎるー」
「いいから早く行け!」
追い立てられて、戸田は渋々部屋を出る。
と思いきや、ドアまで来るとまた凛を振り返った。
「凛ちゃーん、今夜空いてる?良かったら俺と…」
「行かねーよ!!」
木原が、シッシッと手で追い払うと、ちぇっと言いながらようやく戸田は出ていった。
まったくもう…、とその後ろ姿を見送ってから、木原は凛に向き合う。
「最近どう?体調は?」
「はい、絶好調です。よく眠れるし、食欲もモリモリで。あっという間に太りました。あはは」
「いや、前は痩せ過ぎだったから心配したよ。元気そうだし、仕事も楽しそうだね」
「はい!お陰様で毎日楽しいです」
「そう、それなら良かった」
「木原さん、今コーヒー淹れますね。デスクへどうぞ」
「ありがとう」
笑顔でコーヒーを運んで来てくれる凛に、木原は複雑な気持ちを抱えていた。
「お帰り、立花さん。河合は?」
Moonlightでのメイクの撮影を終えて戻ってきた凛に、課長が声をかける。
「他のクライアントの訪問に行かれました」
「そうか、さすがだな。おーい、お前達もとっとと外回り行けよー」
はーい、とオフィスにいた数人が荷物を持って席を立つ。
「おっ、凛ちゃん!今日も可愛いメイクだね。俺とデートにでも行く?」
戸田が声をかけていると、ちょうど外回りから帰ってきた木原が目ざとく気づいた。
「バーカ、行かねーよ。お前はさっさとクライアントとデートでもして来い」
「えー?つまらなすぎるー」
「いいから早く行け!」
追い立てられて、戸田は渋々部屋を出る。
と思いきや、ドアまで来るとまた凛を振り返った。
「凛ちゃーん、今夜空いてる?良かったら俺と…」
「行かねーよ!!」
木原が、シッシッと手で追い払うと、ちぇっと言いながらようやく戸田は出ていった。
まったくもう…、とその後ろ姿を見送ってから、木原は凛に向き合う。
「最近どう?体調は?」
「はい、絶好調です。よく眠れるし、食欲もモリモリで。あっという間に太りました。あはは」
「いや、前は痩せ過ぎだったから心配したよ。元気そうだし、仕事も楽しそうだね」
「はい!お陰様で毎日楽しいです」
「そう、それなら良かった」
「木原さん、今コーヒー淹れますね。デスクへどうぞ」
「ありがとう」
笑顔でコーヒーを運んで来てくれる凛に、木原は複雑な気持ちを抱えていた。