【中編版】スパダリ煎茶家は、かりそめ令嬢を溺愛包囲して娶りたい。



「そうだ、今日は十八時に迎えに行くから」

「はい、待ってますね……ディナー楽しみです」

「うん。楽しみにしてて」


 どら焼きを食べ終わると大宮さんの車で送ってもらい一旦家に戻った。


 家に戻り、着ていた着物を脱ぎ亜美にお店が開けるんじゃないかというくらいのエステを受ける。
 体の隅々までマッサージをされると身体も軽くなったようだ。


「本当に亜美ってなんでも出来るよね」

「ふふ、ありがとうございます。専門学校で学んでおいてよかったです」


 いつもどんな専門学校だよ……と思ったりもするけどいつも聞きそびれてしまう。
 だって体の次はフェイシャルマッサージが待っていてこのマッサージをしてもらうかしてもらわないのではメイク乗りが違うんだそうだ。


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