Hush night
か、可愛い……?
耐性のついていない言葉に、ぼっと顔が赤くなる。
それを平然と言ってのける麗日のことが信じられない。
「ふは、照れてんじゃん」
わたしの前にしゃがみ込むと、麗日は吸い込まれそうなほど綺麗な瞳を向けてくる。
「そうやって俺のことばっか考えてくれたら、俺は幸せだよ」
「幸せ、……?」
わたしが、あなたを幸せにできるの?
優しくて強くて温かい麗日を……?
「そ。ちなみに俺の頭ん中10割うるだから」
「……ぜんぶ」
「当たり前。俺、あほみてぇに盲目だから」