君のことがずっと好きだった・・・今度こそ君を守る
サッカー部は準決勝までいったが、最後にPK戦で負けた。全国の切符を掴むことなく、引退となった。

3年生はPK後、泣き崩れた。廉は主将ということもあり、みんなを慰めたが、涙は止まらなかった。

廉達3年生は家に帰る気にならず、ラーメンを食べに行った。

「今日は食おうぜ。ラーメン大盛り!」
純はそう言って、ラーメンをかけこむ。

「そうだな!!」
みんなはそう言って、ラーメンをすするが、すする音がするだけで、誰も話そうとしない。

ラーメンを食べて、店を出る。

「いいチームだったな。サッカーみんなと出来て楽しかったわ。ありがとうな。」
大地がみんなに声をかけた。

「やめろよ。湿っぽくすんなよ。どうせ明日も学校で会うんだしよ。」
純は言う。

「でも、もう部活では会えないもんな。こんな主将じゃ頼りなかったと思うけど、ついてきてくれてありがとうな。みんなとサッカーできて、、、、めっちゃ、、、楽しかった。でも全国行きたかったなー、、、。」
廉が泣きながら、話す。

「廉やめろよ。お前がキャプテンでいてくれて良かったよ。部活で会えなくても、明日はみんなで食堂で食おうぜ。」
公平が泣きながら話す。

みんなは大粒の涙を流しながら、お互いを称え合い、解散した。
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