星に願いを



「千佳ぁ。コレ、誕生日プレゼント。」

「ありがとう!!似合う?」


あのネックレス。

あの日に戻った?

やっぱ夢か?

いや、デジャヴ?

いずれにしても、願いが叶った。


「それでねぇー、真紀があー、」


そろそろだ。


「あれ?」

「ん?」

「ない・・・。」

「え?」

「付けてたはずなのに・・ないよぉ!」


そう。ここで私が英ちゃんにもらった

ネックレスをなくしたんだ。


「泣くなって。きっと砂浜に落ちたんだ。
 探しにいこう。」






< 3 / 9 >

この作品をシェア

pagetop