御曹司は高嶺の花に愛を刻む
菜由は、ちょいちょい俺の頭の中に出て来る。
いや、なんならわりと、かなりの確率でてくる。

俺の前には、現れないのに。

でしゃばりか?

まただ。
ザワザワする。


そして、あっという間に実家に着いた。

「キャー!!いらっしゃーい!!麗ちゃん今日もかわいいー!!」

そう言って、相変わらずなお袋は麗ちゃんに飛びつく。

「ふふふ!!ママ!!久しぶりっ!」
麗ちゃんもなんだかんだ嬉しそうだから、俺たちは何も言わない。

「おお!きたか!!麗ちゃん!!」

親父も、デレデレして気持ち悪い。


俺たちは、さすがに目を合わせて苦笑いだ。
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