辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
「怖くないって言ったら嘘になるけど、リティカお姉様が行っても大丈夫な場所なら、私も行って大丈夫かなって。それに、リティカお姉様のおうちの騎士達はとっても強いのよ!」
 リティカの両親も当然同行することから、警護は厳重だった。辺境伯領に入ってからは、辺境騎士団も護衛についたし、安心できたとイレネは笑う。
 気楽に行き来できるわけでもないけれど、きちんと準備をしておけば大丈夫だということを、イレネは身をもって実感したのだろう。
「でも、すっごく遠かった! エルリンデ嬢のいう通り、お尻が痛くなってしまったわ」
 以前は「エル」と名乗っていたけれど、家族が新しい名前をつけてくれたから、今の本名はエルリンデだ。でも、家族は皆エルのことを愛称で呼ぶ。
「エルはエルでいいよ?」
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