辺境騎士団のお料理係!~捨てられ幼女ですが、過保護な家族に拾われて美味しいごはんを作ります~ 2
 口の中ではふはふとしながら、ピザを味わう。
 さくっとした生地に続いてトマトの風味、そしてチーズ。ベーコンとチーズの塩気もたまらない。時々玉ねぎの甘さが入ってくるのもいい。口内に広がる旨味。
 前世でも、時々近所のイタリア料理店に食べに行った。その店はピザだけでも十種類以上あって、どれにするか毎回悩んでいたのを思い出す。
「エル、これ、ベーコンと玉ねぎじゃないと駄目?」
 あっという間に割り当ての二きれを食べてしまったハロンは、物足りなさそうに空になった皿を見ていた。
「そんなことないよ。他のものを乗せても美味しい! 味のついたお肉を乗せてもいい感じ!」
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